こんなに綺麗な花が咲く!エアプランツの花30選
LOVEGREEN編集部
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エアプランツを育てていると、よく『これって花は咲くの?』という質問を頂くのですが、しっかりと咲きます! それも見た目からは想像できないような美しい花を咲かせるものも多く、中には上品なランのような香りがするエアプランツもあります。
そもそもエアプランツは中南米が原産の植物で、正式名称はTillandsia(ティランジア、チランジア)と言います。実はパイナップルの仲間で、ブロメリア科という科に属しています。
自然環境下では樹木や岩、サボテンなどに根を張っている着生植物で、土が無くても育てることができます。近年、100均やホームセンター、園芸店などでも販売されており、手軽に入手できるようになりました。今回はそんなエアプランツの意外と知られていない花にフォーカスしたいと思います。
目次
- アルベルティアナ
- アエラントス
- ベルゲリ
- ブリオイデス
- カネッセンス
- カルミネア
- cf. カピラリス
- カピラリス HR7101c
- クロカータ・トリスティス
- ディスティカ
- ダイエリアナ
- エディシアエ
- フネブリス
- イキシオイデス
- イオナンタ・アルボマルギナータ
- イオナンタ・ピーチ
- イオナンタ・ドゥルイド
- イオナンタ・ストリクタ・ファスティギアータ
- カウツキー
- ロリアセア
- ネグレクタ・ルブラ
- スプレンゲリアナ
- ウスネオイデス
- ウスネオイデス(黒花)
- クシフィオイデス・ファジーフォーム
- エルトニアナ
- フンキアナ
- シーディアナ
- コットンキャンディ
- スークレイ
1.ティランジア・アルベルティアナ
Tillandsia albertiana
紅色の花がとても美しいアルベルティアナです。
数あるエアプランツの中でも屈指の花の美しさを誇るアルベルティアナですが、花が咲き辛いという特徴があります。是非とも一度は生で見てほしいエアプランツの花です。
2.ティランジア・アエラントス
Tillandsia aeranthos
赤色に近いピンクの花苞(かほう)にネイビーの花を咲かせるエアプランツ。
ブラジル~アルゼンチンと広範囲に自生しており、寒さ暑さに強く温暖な地域ならば通年屋外での管理が可能な場合があります。ベルゲリなど他のエアプランツとの交雑種がアエラントスとして流通していることもあるため、開花した花を見て確認すると良いでしょう。
3.ティランジア・ベルゲリ
Tillandsia bergeri
アルゼンチンに自生しているエアプランツで非常に強健なのが特徴。花が美しく、薄紫色の花びらがよじれるようにして咲く姿は一見の価値ありです。
ただしアエラントス同様に、他のエアプランツとの交雑種がベルゲリとして流通していることがあり、見た目ではまず判断が難しいため、花を確認すると良いでしょう。
4.ティランジア・ブリオイデス
Tillandsia brioides
非常に小さなエアプランツで、トリコレピスに似ていますが、ブリオイデスは開花時に花茎が伸びないため区別することができます。
枯らすよりも風などで落として失くすことがままあるため、管理には注意が必要です。
花色は黄色でとても可愛らしいです。
5.ティランジア・カネッセンス
Tillandsia canescens
2000年ごろに発見された新種のエアプランツで、カリブ海沿岸に自生しています。プラスチックのような質感で、真っ赤に染まった花苞(かほう)が特徴。
栄養状態が良いと花序が複数に分岐します。
花色は淡い紫色で、筒状花を咲かせます。花芽が出始めてから開花するまで半年近くかかる場合がありますが、焦らずじっくり待ちましょう。
日光をよく当てると綺麗に花苞の色が出ます。
6.ティランジア・カルミネア
Tillandsia carminea
花苞がカーミン色に染まることからカルミネアと名づけられましたが、栽培環境に順応するまでは綺麗に染まりにくい傾向があるようです。
薄紫色の大輪の花を咲かせます。花びらが肉厚でボリュームがあり、観賞価値が非常に高いです。
7.ティランジア cf. カピラリス
Tillandsia cf. capillaris HR5174
カピラリスではないだろうかと思われているエアプランツです。3~5cm程度の小さな身体から大きな花を咲かせます。
花びらの縁に青や濃い紫のような色が入ります。花には芳香があり、ランなどの植物の花に似た香りを漂わせます。
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